56 梅雨の養生法(2)
2018.06.20
カテゴリ:はり・きゅう(東洋医学)
56 梅雨の養生法(2)
(2)水分を摂り過ぎない
湿邪は私たちが飲む水分が身体に溜まってできるので、摂り過ぎに注意が必要です。蒸し暑い梅雨の時期に飲む冷たい水やビール … のど越しも良くたくさん飲んでしまいますが、飲みすぎると身体が重だるくなり胃腸の調子を崩す原因になります。熱中症対策で水分摂取は必要ですが、摂り過ぎには注意してください。
(3)湿邪を追い出す食べ物
生姜・ねぎ・にら・にんにくやカレー粉・唐辛子・山椒は身体を温め発汗を促す作用があり、夏が旬のきゅうり・トマト・ナス・枝豆・スイカには身体を冷やし尿として水分を出す作用が有ります。これらを摂るようにしてください。
(4)湿度のコントロール
身体の外から入る湿邪にも注意が必要です。
梅雨の晴れ間に室内の空気を入れ替えたりエアコンを除湿にして湿度をコントロールしてください。