㉟ 鍼灸の効果(4)炎症を抑える
2017.10.20
カテゴリ:はり・きゅう(東洋医学)
㉟ 鍼灸の効果(4)炎症を抑える
捻挫・打撲・腱鞘炎に鍼灸が有効なのをご存知でしょうか?痛みについては前回のコラムで少し紹介しましたが、それ以外にも鍼灸治療で患部に刺激を加えることで
(1)血液(白血球)が集まり痛みや血管拡張(赤味)の原因となっている化学物質(ヒスタミン・キニン等)を分解し
(2)リンパの機能を高めて患部の出血や病的な滲出物(水分・粘液)の吸収を促進させることで、湿布薬や痛み止めに頼らずに早期に痛みや腫れを引かせることができます。患部の治療だけでなく、痛みをかばう不自然な姿勢による疲労や凝りも解消できる鍼灸治療をぜひお試しください。