54 バランスの良い食事 五味調和(3)
2018.05.29
カテゴリ:はり・きゅう(東洋医学)
54 バランスの良い食事 五味調和(3)
(4)辛味(辛い)
身近な食材はネギ・しょうが・にんにく・玉ねぎ・ピーマン・にら・胡椒・
カレーなどです。
肺や大腸の他に鼻や皮膚の血行を良くして発散を促し、気の巡りを良くします。冷え症や便秘、くしゃみや鼻づまりの改善に有効です。
(5)鹹味(塩辛い)
身近な食材としてはのり・こんぶ・ほたて・いか・牡蠣が挙げられます。腎臓や膀胱・骨髄・耳の働きを助ける作用と共に、排泄を促す働きがあります。
以上、普段の食事ではこれらの5つの味覚の食材をバランス良く摂るようにしてください。そのうえで、例えばちょっとストレスが溜まった時にはカレーなど辛味のある食材で気持ちをスッキリさせるなどその時の状態に合わせた味覚を摂るようにして、きめ細かい体調管理を行うよう心掛けてください。