52 痛みを観察する
2018.05.07
カテゴリ：カイロプラクティック・マッサージ(西洋医学)
52 痛みを観察する
頭痛、背中や腰・膝の痛み、坐骨神経痛 … 多くの方がさまざまな痛みで来院されます。
治療に先立ち問診を行い、患者さまから「どこが痛いのか？」や「いつから痛むのか？」、
「思い当たる原因（きっかけ）はあるか？」を伺いますが、その他に
（１）痛みを起こす動作
（例：椅子から立つ時に痛い／じっとしていても痛い）
（２）痛みの強さ
（例：10段階で言えば６くらいの痛みである）
（３）痛みの範囲
（例：腰だけが痛い／腰からお尻・太ももの裏まで痛む）
（４）痛みの頻度
（例：一日中痛い／朝はラクだが夕方になると痛くなる）
が重要なチェックポイントになります。特に、慢性的な痛みや神経痛など一回で痛みを取り除くことが難しい症状においては、これらを毎回チェックして前回と比較することは、 治療効果の確認とともに痛みや症状の変化に合わせた治療を行うために必要な情報となるのです。
みなさんも、患者さんとして何処かで治療を受ける際にはご自分の症状を確認するための目安としてこうしたポイントを意識してみることをお薦めします。
